岐阜県の関市にある「根道神社」脇の池で、通称「モネの池」と呼ばれています。
水の透明感と水底の模様や色合いが重なって鯉が浮いているような錯覚があり、とても幻想的です。
朝8時くらいに現地に到着してみると、すでに池の周りは三脚を立てたカメラマンで囲まれていました。
車は神社の駐車場が利用できますが、数台しか止められません。
手前に「あじさい園駐車場」があり、そちらを利用させていただくことが可能です。
どちらも無料で助かります。
この季節は9時ごろまで池は日陰になっていて光の反射がなく池の中まできれいに見えます。
それ以降は徐々に池に日が差してきて少し雰囲気が変わります。
帰ってから写真を見ていて思ったのですが、半分日が入った池を撮影すると自然のグラデーションがかかったような雰囲気で意外にきれいでした。
日が差した方が鯉は鮮やかに撮影できるかもしれませんが、個人的な好みでは睡蓮や鯉の影がない方が幻想的なような気がします。
ただ、睡蓮の花が開くのは日が差した後の時間帯になるのでどちらも違った雰囲気の撮影が楽しめると思います。
決して大きくない池で、少し撮影したら帰るつもりでしたが、ひたすら鯉を追っていたらあっという間に時間が過ぎていました。
しかし、動きものを撮影するのは難しいです。
【一口メモ】
周辺にはアジサイが多く咲いていますので、もう少し早い時期だとアジサイの撮影も楽しめると思います。
また、周辺の食事処では、鮎料理がいただけてそれも楽しみの一つです。